僕は、ヘンリに呼び掛けた。「僕は、準備が出来たよ。」そして僕たちは、ポンテフラクトゥ・アームズへと公有地を越え、並んで歩いた。灯火が伸び、恋人たちは、道路が交差する所で待ち合わせ、草の生えたもう一方の側には、壊された階段のあるその家があり、彼の人は、この希望のない手足の不自由な暮らしを、僕に返した。
「僕は、僕たちのこうした夕方の散歩の度に前向きになる、」ヘンリが言った。
「そうだね。」
僕は思った、朝の内に僕は、医者に電話を掛けて、宗教的治療が可能かどうかを、彼に尋ねよう。するとそこで僕は思った、ましではないが、誰も知らなければ、誰でも無数の治療を予想出来る・・・僕は、ヘンリの腕に僕の手を乗せ、それをそこにそのままにした。僕は、今こそ僕たち二人の為に、強くなる。彼は、未だ真剣に心配していなかった。
「それは、必ず僕が前に目を向ける唯一の事だ、」ヘンリが言った。
僕は、初めに、これは憎悪の記録になると書いた。夕方のグラスのビアの為に、ヘンリの側でそこを歩きながら、僕は、冬の気配を添えるように感じる一つの願い事を思い付いた。オウ神よ、十分にして下さった、十分僕を身包み剝がして頂きました。僕は、愛する事を学ぶには、疲れ果てて、年も取りました、ずうっと、僕を一人で放って置いて下さい。
2022年10月7日金20時27分、
「The End of the Affair」の翻訳が終わりました。
今日で終わりました。
次の翻訳は、2年がかりです。
もう決めました。
何をされても、どうなっても、その小説の翻訳をします。
私は、翻訳というものを変えています。
私が全てを変えようと思っています。
私は、誰より翻訳したものを読み、誰より影響を受けました。
それは、読んだ本の名前や数の事を言っているのではありません。
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